ながさき便り(出島から)


歴史では有名な出島。鎖国の時代に唯一貿易を許されていた地です。
でもこの出島埋め立てられたりして今はもう島の状態にはありません。
せっかく訪れてくれる観光客の方たちもがっかり。
そこで、一部復元されることとなりました。
日蘭交流400年の節目を迎えるこの春復元OPENされたのです。
そこでさっそく行ってきましたよ。(2000.4.8)

4月15日〜5月7日まで海を渡った大工道具展開催!
江戸時代にシーボルトたちがオランダに持ち帰った金づちやノコなど、
日本ではほとんど現存していない34点の大工道具を見ることができます。

今回復元された左が一番船船頭部屋、右がヘトル部屋です。ヘトル部屋は商館長(カピタン)の次に偉い商館長次席(ヘトル)の住居だったものです。
オランダ船の船長や商館員が居住していたのが一番船船頭部屋です。二階にオランダ人が住み、一階は倉庫として使っていたようです。大きな秤も展示されています。
以前からあったミニ出島。これで出島の全体像がわかるかな?これだけすべてが復元されたらいいのにね。
わかりにくいかもしれませんが、三角溝です。
Vの字になっている側溝です。
大浦地区の洋館が建ち並んでいる当たりにもまだ残っています。
左手前から出島史料館、旧内外クラブ記念館。
出島に関する史料がたくさん!
なんと明治時代の出島やオランダ居留地の写真なんかも見ることが出来ますよ。

  

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